タータン(陸上トラック)と土のグラウンドとアスファルトのタイム差

短距離をダッシュする際に、どのような路面で走るかによりタイムが異なります。

それは、陸上トラック(タータン)で走るのか、学校の校庭のグラウンドで走るのか、アスファルトの道路で走るのか、それぞれ硬さや滑りやすさ等が違うので反発力も違い、タイムに影響を及ぼします。

ではどのぐらいのタイム差が生じるのでしょうか?

タータントラック、土のグラウンド、アスファルトそれぞれの路面のタイム差はどのぐらい違うの?

土のグラウンド(学校の校庭など)にて直線100m走12秒00の走力を持つ者がそれぞれのフィールドで走った場合を考えてみましょう。

土のグラウンドとは小中学校の校庭のような地面の事を言う。小学校、中学校、高校ではスポーツテストなどの体力測定を行うが50m走や100m走などの短距離走のタイムを測定する際はほとんどが土のグラウンドで走ることになる。

陸上トラック(タータン)でのタイムは?

タータンとは、陸上トラックの事を言う。

土のグラウンドで100m12秒ジャストの走力を持つ者がタータンで走った場合について。

運動靴やランニングシューズでは11秒8~12秒2程度のタイムが出る事が考えられます。

サッカーや野球のスパイクで走った場合は11秒5~11秒75程度のタイムが出る事が考えられます。

陸上用スパイクで走った場合は11秒00~11秒5程度のタイムが出る事が考えられます。

道路(アスファルト)でのタイムは?

アスファルトとはコンクリートや道路面の事を言う。

校庭(土のグラウンド)で100m12秒ジャストの走力を持つ者が道路(アスファルト)にて走った場合について。

運動靴やランニングシューズで走った場合は12秒2程度のタイムが出る事が考えられます。

サッカーや野球のスパイクで走った場合は13秒以上のタイムが出る事が考えられます。

陸上用スパイクで走った場合についても13秒以上のタイムが出る事が考えられます。

※アスファルト等の硬い地面をスパイク類などの履物で走ると速いタイムは出ません。その理由はコンクリートアスファルトなどの硬い地面はスパイクの金属との接地の際に滑りやすく、グリップできず(地面を捉える事ができず)良いタイムが出ないからです。

タータン(陸上トラック)と土のグラウンドとアスファルトのタイム差まとめ

学校の校庭(土グラウンド)でランニングシューズで12秒0の走力を持つ者が別のフィールドで走った場合のタイムの違いは以下のようになる事が考えられる。

タータン:ランニングシューズ=11秒8~12秒2程度。サッカーや野球等のスパイク及び陸上用のスパイク=11秒5~11秒75程度。陸上用スパイク=11秒~11秒5程度

アスファルト:ランニングシューズ=11秒8~12秒2程度。サッカーや野球等のスパイク及び陸上用のスパイク=13秒以上

地面とシューズのタイム差の詳細についてはこちらのページをご参照下さい。