小学生から60代までの年代の1500m走の平均タイムの一覧早見表
※予測と書いたのは100m走平均タイムの統計データを基に、1500m走換算式を用いて算出した数値だから。
1500m走の平均タイム【男女別】【年代別・年齢別】
1500m走は陸上トラック3周と300mを走り切る。ペース配分をしっかりと行わないと途中でペースダウンする事必至。ここではペースをしっかりと守った場合の平均タイムを記載。
小学生の1500m平均タイム
学年 | 男子の平均 | 女子の平均 |
小学一年生 | 495.97 | 514.51 |
小学二年生 | 457.85 | 467.02 |
小学三年生 | 432.88 | 450.36 |
小学四年生 | 412.28 | 429.12 |
小学五年生 | 396.07 | 410.98 |
小学六年生 | 378.11 | 395.5 |
1500m走は50m走と共に体力測定の種目として計測する機会が多く、馴染み深い距離でしょう。陸上競技では中距離走の種目に当たりますが小学生からしてみれば長距離走と言っても差し支えが無い距離だと思います。小学校1年から小学校6年にかけてタイムが大幅に縮むのはどの距離でも同じ。1年生は8分以上はかかり、6年生だと6分以上と同じ小学生ではあるが学年が違うだけで2分以上もタイム差があります。この平均タイムはスポーツテストの平均と比較してもほぼ同じぐらいのタイムです。独自の算出法で割り出した数値がスポーツテストの平均タイムと近くなったのは本当に興味深い事だと思いました。勿論、上記の平均はペース配分はしっかりと守ったうえでの平均タイムです。
中学生の1500m平均タイム
学年 | 男子の平均 | 女子の平均 |
中学一年生 | 360.58 | 387.98 |
中学二年生 | 334.73 | 376.92 |
中学三年生 | 318.52 | 374.27 |
中学校でも体力測定(スポーツテスト)は行われますがその種目の一つに持久走があります。こちらで独自に算出した上記の平均タイムは、中学校のスポーツテストで行われて国で算出された統計の平均タイムよりも速めになりました。これは、平均的な走力を持つ者(100mのタイム)がペース配分をしっかりと守った上での1500mタイムなのでごく一般的なペース配分を考慮しない者は含まない前提です。おそらく体力測定の統計で算出された持久走の平均タイムはペース配分を全然守らない中学生の記録も多く含まれているため、こちらの独自算出平均タイムよりもずっと遅いタイムが出ているのでしょう。平均的な走力を持つ者であれば上記のタイムが平均だと思われます。
高校生の1500m平均タイム
学年 | 男子の平均 | 女子の平均 |
高校一年生 | 318.52 | 386.65 |
高校二年生 | 311.07 | 386.21 |
高校三年生 | 306.69 | 368.33 |
高校生でも体力テストの種目の一つに1500m走が含まれています。上記の平均タイムは国で算出された平均タイムよりも若干速い数値です。その理由は中学生の平均タイムでも解説した同様の理由です。因みに国で算出されている持久走の平均タイムは高校1年生が375秒、2年が365秒、3年が357秒です。女子の平均タイムは1500mをやらない為、存在しません。さて、こちらで算出した上記の平均タイムは1500m走経験者ならば若干速いのでは?と思われたかもしれません。これは私自身もそう思いますが理論上はこのぐらいのタイムなのです。しかしやはり速いという感じはするので気持ち30秒~1分程度プラスしても差し支えありません。
18歳以上および一般成人の1500m平均タイム
年代 | 男子の平均 | 女子の平均 |
18歳以上30歳未満 | 314.58 | 395.94 |
30代 | 336.49 | 418.06 |
40代 | 358.39 | 440.18 |
50代 | 369.35 | 451.24 |
60代 | 380.3 | 462.3 |
一般的に1500mを5分以内で走り切れればなかなか速いと考えて良いでしょう。5分30秒以内でもまあ速い方なのかもしれません。よって、18歳以上30歳未満の平均タイムがその範疇であるのは些か無理があるのではないかと思われたかもしれません。確かに一般人がこのタイムを出せれば優秀ではあると思います。しかし、ここで言っている平均タイムとは、平均的な走力を持つ者がペース配分をしっかりと守った(ほぼ最適なエネルギー分配)その上で出せるタイムの事を指しています。
1500m走のタイムの平均【一覧・早見表】まとめ
小学校から高校生まではスポーツテストの種目の中に持久走が存在し、1500mの距離を走る。小学校1年生から小学校6年生にかけてはタイムが大幅に縮小する。中学生や高校生の平均タイムは体力測定の統計で割り出された平均タイムよりも大幅に速いがこれはペース配分を守らない者の記録も含まれた上で計算されているからである。一般人の1500mでもペース配分をしっかりと守れば5分台のタイムを出すのは平均的な走力を持っていればそうそう難しくはない。