小学生から60代までの年代の100m走の平均タイムの一覧早見表
※50m走平均タイムの統計データを基に、100m走換算式を用いて算出した数値
100m走の平均タイム【男女別】【年代別・年齢別】
小学生の100m平均タイム
学年 | 男子の平均 | 女子の平均 |
小学一年生 | 22.64 | 23.26 |
小学二年生 | 20.9 | 21.52 |
小学三年生 | 19.76 | 20.36 |
小学四年生 | 18.82 | 19.4 |
小学五年生 | 18.08 | 18.58 |
小学六年生 | 17.26 | 17.88 |
小学校の男子と女子ではどの学年でも平均して0,6秒ほど男子の方が速いです。上記のタイムよりも速ければ速いと言えるし、遅ければ遅いと言えます。また、小学校の校庭は100m走を行うに際して直線では無いところがほとんど。もちろん、上記のタイムは直線で走った場合のタイムです。
中学生の100m平均タイム
学年 | 男子の平均 | 女子の平均 |
中学一年生 | 16.46 | 17.54 |
中学二年生 | 15.28 | 17.04 |
中学三年生 | 14.54 | 16.92 |
中学校の男子では学年ごとのタイム差が激しくなってきます。それは第二次成長期を迎え、男子は筋量の増加と共に、筋力が増強するためです。女子はタイムの縮み方がゆるやかであるのに対し、男子では中学校1年から中学校2年にかけて1.18秒も縮み、中学校3年生にかけては0.74秒縮みます。
高校生の100m平均タイム
学年 | 男子の平均 | 女子の平均 |
高校一年生 | 14.54 | 17.48 |
高校二年生 | 14.2 | 17.46 |
高校三年生 | 14.0 | 17.44 |
高校生になると男子は大人と見劣りしない体格になってきます。高校3年時は大多数の人々にとって走力が一番高い時期です。それは、学校の授業や部活などで走る機会が多いためです。女子のほうは中学生の時よりも若干タイムが遅くなっている事にお気づきでしょうか?これは、女子が成長と共に、女性ホルモンが大量に分泌され、皮下脂肪が付くことで走るという運動に向かない身体の構造になってくる為だと思われます。
18歳以上および一般成人の100m平均タイム
年代 | 男子の平均 | 女子の平均 |
18歳以上30歳未満 | 14.36 | 17.9 |
30代 | 15.36 | 18.9 |
40代 | 16.36 | 19.9 |
50代 | 16.86 | 20.4 |
60代 | 17.36 | 20.9 |
18歳になると大学生になる者、専門学生になる者、就職をする者などそれぞれ道が分かれますが大学で部活にでも入って走る機会が無ければそうそう走る機会はありません。しかし、筋力的には既に大人の為、走り続けている者であれば速いタイムが出ます。上記の平均タイム表を見て5,60代がそんなに速いわけが無いと思われたかもしれませんがしっかりとウォーミングアップを行った上で真剣に100mを走り切る事が出来れば上記のタイムを出すのもそこまで難しくはなく、出て当然と言えるタイムです。
100m走のタイムの平均【一覧・早見表】まとめ
100m走の平均タイムは小学生のうちは男女差が0,6秒ほど。中学生では一学年上がる毎にタイムが大きく縮むが女子の方が比較的緩やかに縮む。高校生になると、男子のタイムは更に縮むが女子のタイムは中学生の時よりも遅い。18歳以上になり、進路によって運動機会に恵まれれば速いタイムが維持できる。5,60代の平均タイムは一見して速いように思えるがウォーミングアップをしっかり行った上で真剣に走ればこのぐらいのタイムを出すのは容易である。